「いい人」=「心を開かない人」がやめられない心理

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「いい人」という言葉を聞いて、あなたはどのような人をイメージしますか?

 

俗にいう「いい人」って、いつでも相手の言うこと(要求)を受け入れてくれて、いつでも一生懸命で人当たりがいい。不機嫌な顔を外で見せることはなく、いつでも穏やかな印象の人

 

本当は「こうしたい」という思いがあっても、それを遠慮して言わずに終わってしまったり、何も言わないが為に賛成だとみなされて、相手の言う通りに動かされてしまったり…。

 

自身を「いい人」だと認めている方は「いい人でいるのは疲れる」と言います。
そして必ずと言っていいほどおっしゃる言葉が「私って損するタイプなのです。」

 

「いい人」が損をするかどうかは別として、あなたは「いい人」と一緒に居て心地がいいですか?
一緒にいて「心地がいい人」と感じるのは、どのような人でしょうか?

 

私が感じる心地よさは、無理がない優しさ、謙虚さ、思いやり。
人の気持ちに同感出来る余裕のある人です。

 

では、俗にいう「いい人」が「心地よい人」なのか…というと、実はイコールではないのです。
これって不思議な気がしませんか?

 

「いい人」は誰からもいい人に思われたくて、一生懸命自分を押し殺して周りに合わせているのに、それだけで心地よさを手に入れられるかどうかは別物なのです。

 

いい人は、相手からの評価を常に気にしている人とも言えます。
だから”普通以上に”自分を抑え込んで、閉じ込めてしまっています。

 

夫婦関係の悪化の原因に「いい人」があるのをご存知ですか?
いい人を頑張っている方は、長年の我慢が爆発した時、自分でも押さえられず取り返しのつかない所まで爆発します。

 

更に、いい人と共に生活している方は、「いい人なのだけど、なんだか壁がある」と感じたり、「いい人なのだけど自分が無いのかな」と思ったりするのです。

 

本来、夫婦であれば互いに心をオープンにしていたいものです。
心を開いて自然体に過ごせるから、家庭が心地よくなるのです。

 

それが心を押さえ込んで「いい人」を頑張っていたらどうでしょうか?
短い時間なら「いい人だよね」で終わるかもしれませんが、一緒に生活していくとなると、そのうち疲れてくるかもしれません。

 

そもそも、「いい人でいたい」という心理はどこからやってくるのでしょうか。

 

多くの場合、それは親との関係からはじまると言われています。
親が子供の意見を尊重しなかったり、そもそも意見すら聞かれることもなかった場合は、自分の意見を話す経験がありません。

 

子供時代は、それでも親元で生活しているわけですから、我慢して親の言うことに従うしかなかったでしょう。

 

そんな親子関係を過ごした方が思春期になった時、他人に対しても「いい人」になったり、もしくは反発が強く出て悪い人になったりします。

 

「いい人でいたい」という気持ちの裏には次のような心理が隠されています。

 

  • いい人でいないと嫌われてしまうかもしれない…
  • いい人でいないと自分を認めてもらえないかもしれない…
  • いい人でいなければ、自分がどこまで羽目をはずすのかわからないから怖い…

 

ここまで「いい人」について話しを進めてきましたが、ここで一つ質問です。

 

「いい人」を辞めた時、人はどんな人になると思いますか?
「良い・悪い」で考えると、反対語は「悪い人」になることになります。

 

しかし、実際はいい人を辞めても悪い人にはなりません。
もっと言えば、いい人を辞めると、今よりずっと人の気持ちが解るいい人になります。
よくわからないという方のために、ここでもう一つお話を続けます。

 

「いい人」には大きく分けて二種類あると思うのです。

 

  • 普通以上に自分を押さえ込んで相手に合わせる「いい人」
  • 自分の許容範囲内で相手に合わせる「いい人」

 

あなたはどちらのいい人が「優しい人」だと思われますか?

 

答えは2番です。

 

人は、自分の心の許容量を超えて押さえ込んでしまったら、それは自分という人間に優しくなくなります。
自分を抑えることに必死で、余裕もなくなります。
常に相手に合わせることだけに意識が向いてしまうので、相手が今何を考え、どう感じているのかをくみ取る余裕がなくなってしまっているかもしれません。

 

人は、自分に優しくないと人には優しく出来ないのです。
自分の心を100%だとしたら、その範囲の中で人に優しく接したり、合わせたりすればいい。
それが本来の「いい人」なのではないでしょうか。

 

あなたは好きな人が自分に心を開いてくれたら嬉しくないですか?
「いい人」で居続けるということは、ずっと心を開かないということ。

 

心を開いてしまえば、機嫌や調子の善し悪しも、「まるみえ」です。
でも、それでいいじゃないですか。
それが人間なのです。

 

常に、どんな時も、誰に対しても「いい人」の人なんていないのではないでしょうか。

 

それでもあなたは「いい人」で夫婦をやっていきますか?

 

 

 

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