親の離婚が離婚観を変える子供への影響…

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親の離婚が子供の精神状態や幸福度に影響する。
こんな話は様々な書籍やネットに書かれています。
しかし、両親が揃っていることが子供の精神を安定させ、幸福度を増すのかというと、これは必ずしもそうとは言えません。

 

両親が離婚せずに二人揃っていたとしても、絶えず喧嘩をしていたり、コミュニケーションがない家庭内別居、世間体では夫婦でも実は仮面夫婦。
片親で育つことより、夫婦の心の距離が離れた両親の元で育つことの方が、子供の精神や幸福度に影響すると言われています。

 

例えば、絶えず喧嘩をしている姿を見ている子供は、「例え好きになって結婚しても、喧嘩ばかりするようになる」
コミュニケーションがない親の姿を見ていると、「家族でも心を開かない」
世間体だけ取り持って、家では殆ど会話をしない仮面夫婦の親からは「本音は語らず表面上だけ取り繕えばいい」「問題が起きても解決しなくていい」
子供は親の姿から様々なことを学びます。

 

いえ、学ぶというより「それが普通のこと」だと理解します。
幼いから「何もわからないだろう」と思う方もいますが、大きな間違いです。
子供は幼くても、言葉に出さなくても、親をよく観察しています。

 

親の離婚が子供にどう影響するかということより、親が夫婦の不仲という問題とどう向き合って解決するのか…ということが子供には大切です。

 

離婚する程冷めきっているのに、問題から目をそらし、仮面夫婦を続けている親を見ていると「イヤなこと、面倒なことからは目をそらしていいのだ」と理解するでしょう。
子供の人生にイヤなことが起きた時、自力で解決するという常識が欠けてしまう可能性があります。

 

更に、その子供が結婚した後、夫婦間にトラブルが起きても、問題から目をそらし、冷めきった関係に陥ってもも解決しようとしないまま、仮面夫婦を続けられる子になる可能性があります。
夫婦はそんなものなのだ、結婚ってそんなものなのだと学んできたからです。

 

子供は、親の背中を見て「習慣」や「常識」を身につけていきます。

 

離婚を考えている方に、お子さんがいらっしゃる場合は、真正面から離婚と向き合う姿勢を見せていいのだと思います。
出来る限り、夫婦を維持する努力をした。
それでもどうしてもダメだと判断したから離婚した。
離婚に至るまでの葛藤や苦労は、どんなに小さな子供であってもしっかり見ています。
生き方を見ているのです。

 

親がいつも喧嘩していた。
親が仮面夫婦だった。
親が離婚した。
子供から思春期になり、年頃になれば異性を意識するようになるし、恋愛もします。
そして結婚も考える時期がきます。
不仲な両親を見て育った方に多く見られる傾向が「幸せな結婚なんて出来る自身がない」
「長い期間一人の人と良好な関係を続けていく自信がない」という不安感の強さ。
更に特徴的なのが、恋愛に積極的なこと。

 

親の不仲を見てきた子供のほうが、恋愛への欲求が強く「誰かに愛されたい」「一人でいたくない」という気持ちが強いように思えます。
「この人いいな」と思えば「本気で好き」でなくても付き合う。
本気でないから、ちょっとしたことで相手のことが嫌いになったり、二人の関係にひびが入る。
本気でないけど、うまくいかないけど「恋愛や結婚って所詮そんなのもの」と捉えて解決しようとはしません。

 

これこそ「本気で愛する」ということが、どういう関係なのか、どういう距離感なのかということを親から学ばずに育ってしまったからだと考えられます。

 

親の「本気」を子供見せるってすごく大切なのだと思います。
曖昧に体裁だけ、形だけ整えていることは、子供の結婚や離婚観に影響します。
離婚を決めるのも本気なら、離婚した後の生き方も本気であればいいのだと思います。

 

そして出来れば愛するパートナーを見つけて、本気で人を愛する姿を子供に見せられたらいいですね。

 

親の離婚が子供に影響するのではないのです。
親が自分の心にどう向き合うかという姿が子供に影響するのです。

 

あなたの生き方は、見られていますよ。

 

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