家庭内別居のストレスを軽くするには?

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日本の離婚率は約30%と言われています。
この数字から見ると、残り70%はしあわせな家庭を築いていると思われる方もいらっしゃると思いますが、実は離婚していない方の20%以上が「家庭内別居」だと言われています。
戸籍上は一家族であり、一つ屋根の下で生活を共にしながらも、実像は別居状態にある「家庭内別居」

 

20%という割合を少ないと思うか、多いと思うかは別として、この数字から解ることは既婚者の約半数が戸籍上は夫婦であったとしても、「心情では離婚」しているということ。
結婚した方の内の約半数しか、結婚生活を継続出来ていないということです。

 

離婚された方も、家庭内別居中の方も、最初は「幸せになるために」結婚したのだと思います。
それでも、共に生活していく上ですれ違いが重なり、どうにもならなくなった…。
結婚は、元々他人同士が夫婦になるのですから、何も問題が起きないほうがおかしいくらいで、何もない夫婦なんて殆どいないのではないでしょうか。

 

しかし、話し合いによって解決出来る問題と、出来ない問題はあります。
解決出来ない問題がある場合、一緒に生活することは自分に「我慢を強いる」ことになります。

 

昔の日本では「我慢=美徳」という考え方が多かったのですが、今の時代は「そこまで我慢する必要はない」という傾向に変わってきています。
事実、離婚率も上がってきているし、長年連れ添った熟年離婚も増えています。

 

それでも敢えて離婚をせず「家庭内別居」を続けているのには、それ相応の理由があるはずです。

 

離婚したいのに離婚出来ない人もいるでしょうし、離婚の準備期間として家庭内別居している人もいます。

 

ここで注目したいのが「離婚したいのに出来ない」方々。
傍から見ると、それは毎日の生活に相当のストレスが貯まるのでは?と思ってしまいます。

 

そもそも離婚したいのに出来ない理由とは、どのようなものがあるのでしょうか。
第一に挙げられるのが経済的な問題。
結婚しても仕事を続けていた方は自立出来る生活力があるでしょうが、専業主婦やパートだった主婦の場合、生活するだけの力があるかと言われるとなかなか厳しいもの。

 

夫に対する気持ちは完全に冷めていて、夫が浮気を繰り返すなどの非があっても「離婚したい」と口に出せないのは経済的な理由だと言います。

 

確かに離婚となると、生活していくという現実があります。
離婚を決めたからと言って仕事が決まるわけでもありません。
更に子供がいるとなれば、様々な問題も出費もあるわけで、離婚するのと家庭内別居のどちらがストレスが少ないのかを考えた時、どちらとも言えないくらい選択が難しい気がしますね。

 

しかし、気持ちが離れているとはいえ、「家計を賄えるお金を稼いでくれる夫」というだけで一緒に過ごすことは、精神的にストレスにならないはずがありません。

 

気持ちは離れているのに、気持ちがある時と同じように妻としての務めをこなすのは、苦痛を伴うこともあるでしょう。
中にはうつ病になって塞ぎ込んでしまう方もいるくらいです。

 

家庭内別居のストレスを減らすためには、「気持ちが離れている」ということをお互いに伝え合うことが大切だと思います。
これは離婚に発展するかも…と危惧される方もいるかもしれませんが、「どうして離婚したくないのか、これからどうしたいのか」を二人で話合うのは前進です。

 

一旦冷静になる時間を持つためにも、家庭内別居をお互いに選択した上ですればいいのです。
お互いの選択の上に成り立つのであれば、細かなルールを作ることができます。
いわば同居人、ルームメイト、シェアハウスの感覚です。

 

食事や洗濯、掃除をどうするのか…
会話をしたい時にはどうするか…等

 

これまでなぁなぁになっていた夫婦関係も、ルールを作ることで距離が生まれます。

 

実は、ある一定の距離を持つことで、相手に対する見方も捉え方も変わることがあるのです。

 

距離をもってルームメイトとして夫や妻と向き合って、初めて相手の良さに気が付いた…なんて話は良く聞きます。

 

そう、家庭内別居はやり方によっては二人の関係を修復するチャンスになるかもしれないのです。

 

離婚を考えたらすぐに離婚してしまえばいい。
それを実行出来るのは、ごくごく限られた方たちの話かもしれません。

 

まずは「前向きな家庭内別居」をしてみるのは、離婚するにもしないにも一歩前進になるかもしれませんよ。

 

ストレスのない前向きな家庭内別居…
今離婚に悩む方は考えてみる価値はありそうですよ。

 

 

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